門前の小僧習わぬ今日を読む

昨日は大泉町のK様邸上棟式を執り行いました。

小雨降る中、協力業者の大工さんが工事をスタートしました。

午後4:00にはに野地も仕上がり、ルーフィングまで完成です。

雨が続くようなので大工さんも迅速に工事を進めたようです。ご苦労様でした。

準備を済ませ、k様ご主人とお父様が2階祭壇前に並びいよいよ祝詞奏上です。

と、その前に祭神のご紹介をします。屋船久久遅命(ヤフネククノチノミコト)木の神。

屋船豊受姫命(ヤフネトヨウケヒメノミコト)建物の神。手置帆負命(タオキホオデノミコト)工匠の神。

彦狭知命(ヒコサシリノミコト)こちらも工匠の神でございます。

そして天照皇大御神(アマテラススメオオミカミ)日本の神々の最高位で伊勢神宮の祭神。

豊作と一切の幸せを司る太陽神でございます。

因みに私の名前は幸せを司ると書いて「幸司」でございます。あれ?関係ないか、、、

この神々を祀り、私の祝詞奏上にてk様邸の工事の安全とご家族の幸運を祈願いたしました。

式が済むとお父様より「社長イイネェ~。宮司かと思ったよ!」などと声を掛けて頂きました。

お父様は設備関係の会社を経営されていて、何度も上棟式に参加しているようですが、

「このように祝詞を上げるのは初めてだよ」と感動しきりでした。(お恥ずかしい限りです)

最後のご挨拶でもお褒めのお言葉を頂戴し、今度は私が感動しました。

子供の頃から祖父、父の祝詞奏上を何度も見てきました。

“門前の小僧習わぬ経を読む”と申しましょうか?

それとも“芸は身を助ける”ですかね。

何れにしても見聞きしてきたことが、お客様のために役立てる。有難いですネ。

K様、上棟おめでとうございました。

ではまた。

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