夏が終わり、秋を通り越して冬の気配を感じる今日この頃。
皆様どうお過ごしでしょうか。
アニョハセヨ、冬のタケダです。
今回は建築家の名言について書かせていただきます。
世界的な建築の巨匠はさまざまな名言を残しています。
建築に関わる名言はもちろん、人生論に関する名言などもあります。
その中から一人の人物の名言を2つほど。
ヴァルター・A・グロピウス…ご存知でしょうか?建築を志す方ならもちろん知っていると思いますが、
一般的にはあまり聞いたことのない人物でしょうか?
バウハウスという、ドイツのヴァイマル、デッサウに存在した美術と建築の学校の創立者です。
また世界の近代建築の四大巨匠の一人です。
ミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト
あと一人がグロピウスなんです。
名言① 人の心とは傘のようなものだ。開いた時にもっとも機能する。
とても良い言葉だと思います。
勝手な解釈ですが、何事にも興味を持ち、自分の成長の糧とする。
物事に対して興味を持ち、お客様との打合せ時にはお客様に興味を持つ。
それによって気づくこと、見えてくることもあるかと思います。
私は常に心を開いた状態にしておきたいと思っています。
名言その②…あらゆる造形活動の最終目標は建築である。
真偽は別としまして、あくまで私の意見ですが、その通りではないかと思います。
現在は一昔と違い、技術と美術が混在するものは多数あります。
工芸、自動車の設計、Webデザイン等もそうだと思います。
その中で最も大きく、多様な技術が組み込まれるのが建築なのではないかと思います。
私たちの主としている木造の住宅でさえ、多くの業種が関わります。
その一か所一か所に技術があり、それが集合しトータルで美しく仕上がる。
まさにグロピウスの言葉通りではないかと思います。
学生のころからずっと心に残っている言葉です。
私も日頃、技術だけでなく美術的な感覚も養えるように
様々なものを見るようにしています。
最近は実家の隣町、中之条ビエンナーレに出かけてきました。
10月半ばまで開催されていますので、みなさまも是非!
10月にはアーツ前橋がオープンです!!機会を作って見に行きたいと思います!
巨匠たちはいい言葉を多く残しています、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか?
名言のとらえ方は人それぞれによっても違い、また、その人の状況によって変わるものだと思います!
グッとくる言葉に出会えるかもしれませんね!!
以上武田でした。
『空間・ライフスタイルから考える家つくり』
thinks/翼創建