先日からブログにてお伝えしています
“理想の住まい展”
thinksインテリアギャラリーにて
今月末まで
thinksの設計士による
理想の住まいの展示を行っております。
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私が今回のイベントで考えた考えた住まいのご紹介を少し。
理想の住まいという考えとは少し異なるかもしれませんが、
こういった暮らし方や住宅の在り方はどうでしょうかという
提案も含めたものになっています。
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基本的なコンセプトは「内」と「外」の繋がり。
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一般的に内側と外側の関係性は
中庭を作ることで外部に閉ざし内側に開いたものや
陽当りの良い南側に大きく開いたものなど、
こういったパターンが多いと思われますが、
内と外の間にある「中間領域」部分を分散させることで
どこか家の中に居ながらも外の自然や風景を感じられるという
今までとは違った内と外の関係性のある空間を目指しました。
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廊下に当たる部分は各居室よりも高さが低くなっています。
なぜ低くしてあるかというと、
この部分は「廊下」というくくりではなく
外部から延長して繋がる「路地」のようにしたかったからです。
部屋同士を繋ぐ路地(廊下)を移動する際に、
外部に接した部分から外の様子をうかがうことが出来ます。
外からでも内からでもあまりにも視線が抜けると
プライバシーが気になると思いますので
外部と内部の間の中間領域部分には目隠しも兼ねて
植栽を植える、もしくは置くことで、
より柔らかく空間がつながるよう意識しています。
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“晴れた日にはそこから差し込む陽の光の暖かさを
雨の日にはしっとりと降り注ぐ雨粒が落ちる様子を
時にはプライベートな個室から
時には屋根付きの路地を移動しながら感じ取ることが出来る”
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一見すると不便にも思うようなことでも
それ以上に他の何にも変えられない素晴らしさを
持っているものかもしれません。
ほんの少しでもご興味を持って頂けましたら
ぜひ一度展示を見に来て頂けたらと思います。
他の設計士のプランも見応えあるものになっております。
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設計 新井
「空間・ライフスタイルから考える家づくり」
thinks/(株)翼創建
HP http://www.tsubasasouken.co.jp
Facebook https://www.facebook.com/tsubasasouken
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