こんにちは!
今年は群馬のからっ風があまり吹かず静かな日が多いですね。
私は群馬で生まれて育ちましたから、紛れもない『風の子』です。
この時期は風を相手に色々格闘してましたー!
あまり有難くない印象の空っ風ですが、
一方でこの乾燥する気候を利用する文化も。
だるまづくりや、家具製造のための木材の乾燥などはその恩恵といえます。
食べ物では干しいも、干し柿、干し大根など、私の家の近所ではまだまだ見かける光景です。
季節の風物詩や旬の食べ物は、自然が守られてこそです。
その感謝が地域ごとの食し方につながっているのだなーと思います。
先日開催しました「手作り柚子胡椒」のワークショップも
大分で大切に育てられた柚子(ハンザキ柚子)が主役のすばらしい食文化です。
箱を少し開いただけで、柚子のアロマがぶわーっと!
大切に育てられたのだとよく分かる、柔らかく優しい空気も一緒に広がります。
果実のキズは虫たちが訪れた印。殺虫剤を使用していないことの証。
市場には出回らない貴重な柚子。
この柚子と黄色唐辛子、そして塩というシンプルな材料で作ります。
(胡椒って言うのに、胡椒は入ってないの??と不思議にオモイますよね。
古来、日本ではコショウは唐辛子のことだったそうです。
その古語が九州の一部に残っているため柚子胡椒というらしいです。)
教えて下さるのは、フードライフデザイナーの深田和恵先生です。
いつも本物を伝えて下さる素敵な先生。
柚子胡椒に使うのは通常、皮の部分です。
でも、
「皮と実の間の白いところも、わたも、この柚子は全部美味しいの。
栄養もあるところだから一緒にいれましょう!」
身と皮だけ別にしていきます。
皮をひたすら刻みました。
唐辛子も刻ます。
塩は柚子の分量に合わせて計算、調整します。
計算問題が。。。???
大丈夫、ちゃんと計算しました
最後にいい塩梅になるようにフープロにかけて完成!!
柚子は4kgほどあったかと思いますが、
皆様手際良くあっという間に仕上げてしまいました!
ここで使わなかった実や種も使い方を教えていただきましたので、
分けて持ち帰ります。
余すことなく全てを使い切るのも深田先が大切にされていることで、
普段から気を付けたいことです。
ワークのあとは
柚子胡椒の試食を兼ねたランチタイムです。
オードブル:
チョコレート(ホワイト&ブラック)+柚子胡椒
クラッカーにスモークチーズとクリーム+柚子胡椒
バケット+アンチョビ+柚子胡椒
ワンプレート:
かぶのスープ、
蒸し野菜、
香りチャーシュー、
そして別皿でアンチョビクリームのパスタ
全てに+柚子胡椒でお楽しみいただきました。
お料理はアンチョビクリームソースを深田先生にデモしていただき、
それ以外はスタッフがキッチンにビルトインのミーレオーブンで。
チャーシューは電気オーブン(H6461BP)
蒸し野菜とかぶのスープはミーレのスチームオーブン(DGC6800)。
デザートのアイスをちょうどいい固さにするのは
低周波数帯のあるミーレレンジオーブン(H6800BM)。
種々あるミーレオーブンの使い勝手もご紹介させていただきました。
調理はシンプルにオーブンにお任せすることで、
柚子胡椒を手作りするという豊かな時間が生まれます。
片付けも食洗機にお任せですので、お茶の時間もゆっくりと過ごしましょう。
絵本セラピストでいらっしゃる井田さんが絵本のミニセラピーをして下さいました。
「心の中に浮かんだこと、それぞれ言葉にしてみて下さい。」
こちらも普段はなかなかできない貴重な体験でした。
2019年、最初のイベントもお陰様で無事開催することができました。
ご参加の皆さま、講師の深田先生、ありがとうございました!
次回のライフスタイルイベントは
3月5日(木)「花ある暮らし」です。
2019は「香りとお花」をテーマにお届けします。
お楽しみに♪
thinks interior gallery 石原でした
「空間・ライフスタイルから考える家づくり」
thinks/(株)翼創建
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群馬・栃木で建てる注文住宅