朝夕めっきり冷え込むようになってきましたね!
この時期、体調管理には気をつけてくださいお過ごしください。
さて、今回は私たちも土地探しのお手伝いを行いながら、建築のプロとしてお客様へ土地のご紹介を行っております。
土地価格というと、購入価格や不動産広告に掲載されている価格を思い浮かべると思いますが、実際には同じ土地なのに複数の乖離した価格を目にすることがあると思います。実は、ひとつの土地でも目的に応じて、4つもしくは5つの異なる価格が存在し、これを「一物四価(五価)」といいます。それぞれの価格が適用される場面と評価方法がありますのでお伝えしますね。
<実勢価格>→実際に取引される価格です。売主・買主の当事者間で合意した価格を指します。土地は同じ地域や同じ面積であっても、形状や接道状況など条件が異なりますし、売り急ぎや交渉などでも価格決定されます。
<公示価格と基準地価>→公示価格とは、一般取引の指標や公共事業用地を取得するなどの基準となる価格で毎年3月下旬に国土交通省から公表されます。また、基準地価とは毎年7月1日に全国の基準値2万2000地点の価格で9月下旬に公表されます。2つの公表時期の差から、土地価格の動向を知ることができます。
<固定資産税評価額>→土地の所有者に課せられる固定資産税や都市計画税、不動産取得税や登録免許税の算定基準となる価格です。各市町村によって決定され、「公示価格」の70%が目安になります。基準日は毎年1月1日ですが、評価の見直しは3年ごとになっております。次回は2014年です。
<相続税評価額・路線価>→土地の相続税や贈与税の算定基準となる価格です。毎年1月1日における価格が、7月初旬に国税庁から公表されます。評価額は、相続税路線価(道路に面する標準的な宅地の1㎡当たりの価格)を土地の形状に応じた補正率で補正した後に、その土地の面積を乗じて算出され、「公示価格」の80%が目安となっています。定められていない地域は固定資産税評価額に一定の倍率を乗じる倍率方式で評価額を算出します。
実際に評価額を知るには? 各公表時期に新聞やテレビなどでも取り上げられますが、具体的に知るには、各省庁のWEBサイトで確認できます。国土交通省の「土地総合情報システム」では、全国の「公示地価」や「基準地価」のほか、実際に行われた土地取引情報も検索でき、「実勢価格」の参考になります。また、「相続税路線価」は国税庁の「路線価図・評価倍率表」で確認することができます。「固定資産税評価額」については、固定資産税の納税通知書に添付されている課税明細書で確認できます。
今後自宅を購入する予定の人や既に土地を所有している人は、是非、土地の適正価格や税金の目安を知る際の参考にしてみてください。
ちょっと文字ばっかりになってしまい、わかり辛いと思いますので土地探し、資金計画を観ながらご説明いたしますので、ご興味ある方はお気軽にお問合せください。
家づくりアドバイザー穴原
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設計デザイナー、インテリアコーディネーターがつくる
「上質」を愉しむ家づくり
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